実母は正直者

子供の風邪が、やっと治ったので、

実家へ遊びに行ってきたよ。

 

手足口病とコロナが流行してるから、子供広場はすこし後回しにして、

まずは祖父母に会いに行くことにした。

 

久しぶりの再会に、祖父母は喜んでくれたよ。

孫を可愛い可愛いと愛でてくれて、私も母親としてとても嬉しかった(^^)

 

子供も楽しかったみたいで、帰宅後もご機嫌だったから、ありがたかったな。

 

 

私の母は、普通の見かけによらず、エネルギッシュな人。

 

多趣味で、絵画教室、スポーツクラブ、仕事、旅行、投資、着物などなど、

人生楽しんでる。

 

そんな母は、

孫から「おばあちゃん」と呼ばれたくないと言う。

理由は分からないけど、嫌なのだそうです。

だから、ニックネームを作って、それを覚えてもらおうという事にした。

 

私は、みんな「おじいちゃん、おばあちゃん」て呼ばれたいものかと思ってた。

完全な思い込みだったって知った。

 

でも、なんか良いなそれ、とも思った。

 

 

おばあちゃん、ていう言葉のイメージって、優しいとか温かみ、みたいなものもあるけど、

逆に、弱々しい、ていうイメージも付いてるなと思うんだよね。

ストレートに年寄り、というのも。

 

言葉の力って時に強力で、張り付いたイメージに引っ張られて、必要ないパワーダウンとかマイナス感情を抱いたりするじゃん。

 

だから、おばあちゃん、て呼ばれることで、

「ああ、わたし歳とったな」って、自分は年寄りで弱い存在、ていう自己暗示に、無意識にかかっちゃうかもしれないよね。

 

それを避けたい気持ちがあるなら、まぁ分かるかも。

 

年相応で、自分の能力の限界を知り、部をわきまえられる、成熟した人間でありたいと思うけれど、

人生を楽しむには、エネルギーって必要だと思うから、それを保ちやすくするために、

自分が何と呼ばれたいかを考えるって、良いことだなぁと思った。

 

 

母は、そういうところで、自分の感性に正直。

その分、私には苦手なところも多々ある人だけど、

ちょっと面白い人だなと思えたのは、大きな収穫だった!

 

自分の変化を感じられて、良かったな。